玄米にはランクがあるって知ってた?農産物検査員が語る意外と知らない「玄米の等級」とエモすぎる等級印の世界

玄米にはランクがあるって知ってた?農産物検査員が語る意外と知らない「玄米の等級」とエモすぎる等級印の世界

日頃、スーパーや通販でお米を選ぶとき、コシヒカリやあきたこまちといった品種や産地は気にしても、「玄米の等級」まで意識したことがある方は少ないのではないでしょうか。

「玄米にランクなんてあるの?」と思われるかもしれませんが、実は私たちが食べているお米の多くは、出荷される前に厳しい検査を受けてランク付けされています。

今回は、意外と知られていないお米の等級の仕組みと、その裏にある農家さんのドラマ、そして農産物検査員だからこそ知る「判子(等級印)」のディープでエモい世界をお届けします。

🌾実は美味しさの基準ではない?知っておきたい「玄米の等級」の仕組み

まず、収穫されたお米は農産物検査員によって農産物検査という公的な検査が行われ等級(ランク)付けされます。等級は、粒の大きさや形、水分量、未熟粒や被害粒の割合など、さまざまな基準で判定されます。

なので、「美味しさ」を直接評価するものではありません。 精米方法や保管状態、炊き方によって、おいしさは大きく変わるため、精米されたお米には等級が書かれていないのが一般的です。

ちなみに農産物検査員とは、お米の流通や検査に関わる仕事に就き、専門の研修と厳しい試験をクリアした人だけが持つことができる資格です。

🌾じゃあ、なんのために等級を付けるの?

等級付けは、玄米の品質を評価する基準となるため、農家さんの日々の努力や技術を評価する大切な役割があります。

「今年も1番いい等級を取りたい」
「もっと品質の良いお米を作りたい」

という作り手の想いは、田んぼの管理や収穫時期のシビアな見極め、そして収穫後の乾燥・調製など、一つひとつの作業へのこだわりにつながります。

つまり、等級は農家さんの技術の証明であり、次の収穫への大きな原動力につながっています。

 

🌾等級の種類と等級印はどんなものがあるの?

食卓に並ぶご飯の等級は「一等」「二等」「三等」の主な3つに分類されます。

また、検査を終えた玄米には検査済みを示す等級印という判子が押されるのですが、この等級印が農産物検査員の私からするとエモすぎて・・・等級印のエモ角度も交えて解説したいと思います。

【一等米
粒ぞろいが良く、割れや未熟粒、異物などが少ない、最も品質の高い玄米です。
等級印は一つの角もない曲線美。真ん中には堂々と一つの点で1
☝️を表しています。農家さんは、このまぎれもない丸を求めて努力を惜しみません。

【二等米】
品質は良好ですが、一等米よりも粒の揃いや見た目にややばらつきがあります。等級印は、丸い一等から左右が欠けて、真ん中には二つの点が施されます。農産物検査員から見て、一等二等の違いは実は誤差の範囲です。上下に曲線が残っていることも、僅差であることを感じさせます。農家さんも「二等ならば」と次へのモチベーションになります。

 

【三等米】
粒の揃いにばらつきが多くあります。見た目の品質は劣りますが、食用としては問題なく流通・販売される玄米です。等級印は丸みがなくなり三角。三つの点で三等を表します

当社では、農家さんの努力を讃えつつ、次の収穫に向けて肥料の量や水の量、乾燥調整などなど、よりよい品質になるよう一緒に模索をさせていただきます。

🌾最後に

等級は、農家さんの技術と努力が形となって表れる勲章のような存在です。
私たちが毎日おいしいご飯を食べられるのは、こうした農家さんのたゆまぬ努力と、それの努力をたたえ、支え続ける農産物検査があるからです。

普段何気なく食べているご飯も、品種の向こう側にある「玄米の等級」という視点で見ると、品質管理へのこだわりや、お米づくりの奥深さを感じられるかもしれません。

玄米の品質からこだわった、極上の一粒を食卓へ

あえのショップ農家さんから仕入れたお米はすべて、資格を持つ農産物検査員が厳しい目で品質をチェックしています。産地の風土と人の手が育てた、本当に美味しいお米の味をぜひご家庭で味わってみてください。

お買い求めはあえのショップから
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(投稿:あえのショップ 米んてーたー)
創業75年、お米の卸売・精米加工を行う中橋商事が運営するお米のオンラインショップです。石川県能登地方から産地直送で、美味しいお米を皆さまの食卓へお届けします。